経営情報コース

経営情報コースで学ぶこと

 経営情報コースでは、企業経営に関連する経営学、商学、会計学、経済学、情報学の5分野の授業科目を、実習や演習を交えて学習します。これらの科目を通して、雑多で混沌とした情報の中から、企業や地域社会に有意義な情報(経営情報)を把握・分析 し、それを社会的課題の解決に向けて創造的に活用する能力を養います。経営情報に関する専門性と柔軟な適応力、創造力と統合力を備えた人材を育成します。

社会が求める専門性を備えた人材育成!

  • 問題発見・解決力
     1 年後期から卒業まで専門分野ごとのゼミに所属し、各自のテーマに沿った社会的課題の発見から解決策の提案までを卒業研究として取り組みます。

  • 情報リテラシー力
     WordやExcelなどPCツールの使い方だけではなく、プログラミングやデータベースなどAI時代にも対応できるスキルを修得します。

  • 調査・分析力
     企業や自治体と連携した調査・実習など学外活動を積極的に実施し、収集したデータを統計的に分析する方法を実践的に学びます。

  • コミュニケーション力
     少人数のゼミはもちろん、一般の講義科目でもプレゼンテーション・ディスカッションを経験し、コミュニケーション力を磨きます。

  • 主体的チャレンジ精神力
     学生自身が創意工夫や試行錯誤しながら地域の課題に取り組むプロジェクト型学習に取り組み、失敗を恐れずに多くのことにチャレンジできる気持ちを養います。

経営情報コースの授業紹介「マーケティング入門」 八木橋 彰 准教授

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 マーケティングとは、製品やサービスを通じた企業と消費者の取引システムの構築と維持のための活動を意味します。こうした活動は、皆さんが買物の場で日々直面しているだけでなく、皆さん自身が無意識のうちに実践しています。実際の授業では、これらのことについてたくさんの事例を用いながら学びます。

ー 学生の感想 ー
 マーケティングが、ビジネスだけでなく、デザインや日常生活とも関わりがあることを知り、視野を広く持つことの重要さを知りました。学んだことを今後の就職活動や人生に生かしたいと思います。

経営5分野の紹介 - 実践的専門性を追求するカリキュラム

 経営情報コースでは、企業経営に関連する5分野の科目を配置しています。講義では、具体的な事例を交えて、それぞれの分野の基本的な考え方や理論を学習します。また、必修科目である卒業研究ゼミでは、各研究室に分かれて、講義での学習を基礎として、より深い専門性を追求した研究活動を行います。

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  • 経営学
    management.jpg 経営学は、私たちの生活と密接に関わっている企業や産業の実態を理解し、よりよい経営のあり方を探究する学問領域です。経営戦略、組織構造、会社を取り巻く法律や環境、国際展開、中小企業の取組みなど、具体的な事例を交えて学習します。

  • 商学
    commerce.jpg 商学は、製品やサービスの生産・流通・消費を通じた企業と消費者の取引システムやメカニズムを研究する学問領域です。製品の差別化に関するブランド戦略、購買メカニズムに関する消費者行動、製品移転の効率性に関する流通原理などを学習します。

  • 会計学
    accounting.jpg 会計は、経済活動を記録・計算し、その結果を報告するシステムであり、会計学は儲けや財産価値をいかに報告するのが適切であるのかを研究する学問領域です。簿記の知識をベースに、会社外部に報告する財務会計や会社内部に報告する管理会計を学習します。

  • 経済学
    economics.jpg 経済学は、限られた物的・人的資源をどのようにして配分するのがもっとも効率的かを研究する学問領域です。政府による経済政策や市場価格の影響に関する基礎理論、日本経済の歴史、財政や金融に関する理論や実務を学習します。

  • 情報学
    informatics.jpg 情報学は、情報の生成・収集から活用方法といった情報に関するあらゆる領域を対象としています。情報機器やインターネットの使い方だけではなく、プログラミングやデータベースなどの技術的な部分からWeb マーケティングなどの応用分野まで幅広く学習します。