デザイン情報コースの北本ゼミでは、グラフィックデザイナーに求められる表現力と伝達力を身につけるため、2年間を通して多様な作品制作に取り組んでいます。授業内の課題にとどまらず、学外のコンペティションへの応募にも力を入れ、学生が実力を発揮しながら成長を感じられる環境づくりに努めています。
今年度も、昨年に引き続き「福島民報広告大賞学生クリエイター部門」へ応募しました。学生たちは「福島民報社」を広く発信する新聞広告の制作に、夏休みの2カ月を使ってじっくり取り組みました。
1・2年生11名が応募し、そのうち2名が見事、最優秀賞および優秀賞を受賞しました。学生たちの日頃の学びと努力が、今回の成果につながりました。
今後も北本ゼミでは、実践的な学びを通じて、社会で活躍できるグラフィックデザイナーの育成を目指していきます。
最優秀賞
鈴木大和(2025年度入学)
優秀賞
田中こなつ(2025年度入学)

夏休みに制作した新聞広告をゼミでプレゼンテーションする様子

教員からのアドバイスを受ける様子

12月9日に民報ビルで行われた第64回福島民報広告大賞表彰式の様子

審査員が最優秀賞受賞作品を講評する様子

受賞者と作品
「第22回デザイングランプリTOHOKU」は、東北地区印刷協議会(青森・岩手・秋田・山形・福島・宮城各県印刷工業組合)が主催となっており、全国のプロのデザイナーとプロを目指している大学生・専門学校生・高校生を対象に、グラフィックデザインの作品コンペを通して、互いのデザイン力の向上を目的としています。将来性のあるデザイナー育成の登竜門としても位置づけており、印刷産業界とデザイン関連業界の活性化を支援しているものです。2025年度の作品募集テーマは「光」でした。
産業情報学科デザイン情報コース・グラフィック分野の必修科目であるデザイン実習2(担当:北本准教授)の課題として取り組みました。2年生12名が応募し、5名が入賞・入選しました。受賞結果は、以下のとおりです。
【入賞】
奨励賞・ユポ賞
古塚芽衣
【入選】
菅野美緒、金澤野乃花、境澤七星、古内侑来

表彰式の様子(奨励賞)

表彰式の様子(ユポ賞)

せんだいメディアテークでの作品展示の様子
2025年12月1日(月)~2026年2月27日(金)の間、本学の一般選抜に出願を検討されている受験生・保護者の皆さま・高等学校教員の方々を対象とした「個別入試相談」を実施します。下記、申込フォームよりお気軽にお申込ください。
希望する学科・コースの教員が個別に、入試をはじめとした質問・相談内容にお答えします。ぜひご活用ください。
<個別入試相談>
- 期 間:
- 2025年12月1日(月)~2026年2月27日(金) ※土日祝日除く
※お一人15分程度を予定
- 場 所:
- 会津大学短期大学部
- 対 象:
- 受験生、保護者、高等学校教員
- 内 容:
- 入試、授業・カリキュラム、学生生活、卒業後の進路について質疑応答等
- 申込方法:
- 以下申込フォームに必要事項を入力し送信ください。
お申込みフォーム
※希望日の7営業日前までにお申込ください。
※申込時にメールアドレスなど、個人情報の入力が必要になります。
※ご不明な点は「会津大学短期大学部 入試・広報センター」へお問い合わせください。
- 留意事項:
- ご希望の日程にて調整のうえ、実施日程をご連絡いたします。
日程等によりお受けできない場合もありますこと何卒ご了承ください。
問合せ先:入試・広報センター
電話番号:0242-37-2301

2026年度学校推薦型選抜等合格者の発表は、下記のページに掲載します。
https://www.jc.u-aizu.ac.jp/admission/result.html
※パソコン、スマートフォン、携帯電話のいずれからもアクセス可能です。
学校推薦型選抜(一般推薦) 産業情報学科
学校推薦型選抜(一般推薦) 食物栄養学科
学校推薦型選抜(一般推薦) 幼児教育・福祉学科
学校推薦型選抜(資格推薦) 産業情報学科
社会人入学生特別選考 産業情報学科
転入学生選考 産業情報学科
学校推薦型選抜(特別推薦(指定校推薦)) 産業情報学科
学校推薦型選抜(特別推薦(指定校推薦)) 食物栄養学科
学校推薦型選抜(特別推薦(指定校推薦)) 幼児教育・福祉学科
社会人入学生特別選考 食物栄養学科
会津短大プロダクトデザインゼミでは、地元素材を活かしたものづくりをテーマに、いわき市遠野町でのフィールドワークを実施しました(11月15-16日)。学生4名と教員1名の計5名が参加し、遠野和紙の技術体験や地域の方々との意見交換を通して、今後の共同制作に向けた土台づくりを行いました。
■ 11月15日|遠野和紙の講習と技法体験
午前に会津を出発し、遠野町の学び舎へ移動しました。地域の皆さんに迎えていただき、遠野和紙の歴史や工程についての講習を受けました。
その後の体験では、実際の紙漉き工程に触れながら、素材の繊維感や乾燥による質感の変化など、和紙ならではの特徴を学びました。学生たちは自身の作品制作に応用できるポイントを積極的に吸収していました。
■ 11月16日|作品発表と量産方法の検討・地域イベントでの展示販売に向けた協議
翌日は上遠野町公民館にて、学生がデザインしてきた作品の発表会を実施しました。遠野和紙保存会の皆さんからは、素材の扱い方や改良のヒントなど、多くの具体的なアドバイスをいただきました。
続くミーティングでは、実際の量産方法についての検討や、地域イベントでの展示・販売会の実施に向けた可能性や進め方を中心に話し合いを行いました。学生と地域側の役割分担やスケジュールのイメージが共有され、来年度の具体的な活動に向けて前向きな方向性を確認しました。

遠野和紙という地域資源に直接触れ、職人の視点を学ぶ今回のフィールドワークは、学生にとって大きな刺激となりました。会津短大プロダクトデザインゼミでは、今後も地域と連携した実践的な学びを重ねながら、ものづくりの新しい可能性を探っていきます。 なお、本プロジェクトは 福島県地域振興課「大学生の力を活用した集落復興支援事業」 の業務委託を受けて実施しています。
第64回福島民報広告大賞の「学生クリエイター部門」において、産業情報学科デザイン情報コース北本ゼミの学生が、最優秀賞と優秀賞を受賞しました。
最優秀賞
鈴木大和「今朝の福島、いただきます。」
優秀賞
田中こなつ「今日もまた笑顔になる。」
10月3日、本学において内堀知事による福島県総合計画をテーマにした特別授業が行われ、産業情報学科と幼児教育・福祉学科の学生40名が出席しました。
内堀知事は、県総合計画は「県政の羅針盤であり、目指す姿だ」と説明されたほか、起き上がり小法師や赤べこを手に取りながら、県をよりよくするためにはチャレンジ精神や、穏やかな気持ちになる優しさが大切などと話されました。
また、内堀知事から人生に必要な力は何かと質問があると、学生からは「コミュニケーション力」、「受け入れる力」、「自分を認める力」などの意見が出され、終始集中した様子で授業に参加していました。

