会津漆器の伝統技法で学生が装飾した管楽器演奏動画を公開

 2020年3月にオーストラリア・パースで開催されたJapan Festivalに向けて制作した漆塗りのディジュリドゥ(オーストラリア・アボリジニの民族楽器)について、この度現地の日本人会、関係各位の協力により福島とパースを結ぶ交流の証しとして動画が制作されました。

<動画YouTube URL>
「響け!URUSHI+Didgeridoo?福島とパースの絆はより深く?」
https://youtu.be/X_HEyFbmRgY

福島民友記事
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210401-600669.php

 本来の予定は、令和2年3月に開催されたJapan Festivalへの招待を受け、現地にて会津の漆、日本の漆について紹介する形で講演会やワークショップを開催し、制作したディジュリドゥを文化交流の証しとして総領事館への寄贈を行う予定としておりましたが、残念ながらコロナウイルスが広まりだした時期でもあったため、やむなく渡豪をお断りした上で、ディジュリドゥだけを郵送しJapan Festivalにて紹介されたままの状況でした。そのころはオーストラリアの森林火災が長期にわたり鎮火できず、当時の学科学生による寄せ書きの応援フラッグも作成し、現地で紹介されました。

パース福島県人会と福島との交流はNPOを通じて東日本大震災を機に深く継続されております。今後も機会があれば、福島の伝統工芸・会津の漆について広めていきたいと思います。

Didgeridoo_01.png

Didgeridoo_02.png

Didgeridoo_04.png
学生による制作風景1(2020年2月撮影)
Didgeridoo_03.png
学生による制作風景2(2020年2月撮影)