会津若松市内には東日本大震災や原発事故で避難を余儀なくされ、14年以上経過した現在も多数の方が避難されています。解除後も避難されている方がまだ多く、地域再生への道は遠いと言わざるを得ない状況であり、さらに震災及び原発事故への国民の関心が薄れ「風化しつつある」と感じている人が78%という世論調査もあり、県民の危機感がうかがえます。そのため、依然として避難生活を送る方々への情報伝達は今尚大きな課題となっているといえます。
このような背景として支援活動に取り組んでいくため、「NPO法人 会津地域連携センター」が「エフエム会津」と連携しながら、日本郵便年賀寄付金配分事業に申請し2025年度も採択されました。事業の一環として、学生が時候挨拶の絵手紙をデザインし震災の風化防止にも繋げることを目的とします。
そして、2025年12月15日、会津大学短期大学部にて完成した絵手紙ポスター・葉書の贈呈式をおこないました。式にはNPO会津地域連携センター理事長・稲生孝之氏、会津若松郵便局長・千葉実氏、大熊町役場会津若松出張所所長・武内一恵氏および大熊町民の方が参加されました。
▼会津若松郵便局長からのお言葉

▼学生から作品説明(1)

▼学生から作品説明(2)

▼集合写真

