左 一八 教授

ゼミの研究活動の概要

 ゼミの活動を通じて、食品中の栄養・機能性に関する知識・情報・技術を習得することを目指しています。 地域食文化における様々な課題を発見し、学生が教員や外部の人たちと連携して活動することを通して、コミュニケーション能力を高めるとともに課題の解決に向けて取り組むことを実践しています。
 会津地域で伝統的に栽培されてきた薬用植物であるオタネニンジンを、付加価値の高い食用作物へと転換・普及するための試みとして、誰もが美味しく食べられる給食メニューをメンバーで協力して考案しています。
 2024年度には、会津農林事務所や福島民報社と連携して、会津若松市、喜多方市、会津美里町を中心とする市町村の小・中学校43校での給食に、約9,100食を提供するとともに、その会津伝統食材情報を伝えて、会津食文化を継承するための活動を行いました。
 ゼミの活動では、明るく、楽しく、を合言葉に、メニューの試作だけではなく、会津地域の名所・文化施設に出かけたり、紅翔祭での展示を行うなど、様々な課外活動も行っています。

 詳しい活動の内容、オタネニンジンを使ったレシピなどは左ゼミHPで確認できます。
 URL https://aizueiyou.jp/

2023年度オタネニンジンを使った給食メニューの紹介動画



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オタネニンジンには独特の苦みと香りがあります。様々な味付けで苦手意識を生まないように工夫しています。
根の他に粉末を使うと汁物などの調理がしやすくなり、メニューのバリエーションが広がります。 会津伝統食材を広く伝えていくことを目指します。


  • 会津美里町の小中学校で提供された給食(2025年1月20日)


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    オタネニンジン入り鶏ひき肉味噌丼(左下)

  • 喜多方市立高郷小学校で提供された給食(2025年1月23日)


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    オタネニンジン入りバナナ豆乳マフィン(中央)

  • 会津若松市立城北小学校で提供された給食(2025年2月12日)


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    オタネニンジン入りポトフ(右下)



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ゼミのメンバーの誕生日を手作りケーキでお祝いしました。

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ゼミ恒例のいちご狩りに出かけました。

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ゼミ恒例になった書初め。今年一年の目標を立てました。