地域実践研究事業の実施状況(平成27年度創設)

 多様化する地域社会の課題を解決するため、当センターが中心となって、運営会議の構成員等と連携し、地域再生・活性化に寄与する取組み(地域実践研究)を実施している。
 地域実践研究は、運営推進会議での意見交換等から発掘した地域課題等について本学教員及び学生が、地域と連携しながら課題解決型学習として取り組むものである。

<平成27年度11月末までの実施状況>

番号教員名連携先事業名概要
産業情報学科
井波 純
南会津町教育委員会(生涯学習課)等 南会津地域における木地師文化の調査と活用に関する研究  南会津地域の轆轤文化に関する理解と文化財としての価値を再検証し、来訪者の増加に繋がる可能性を模索する。奥会津博物館を中心とした調査、現地の轆轤木地師との交流から新たな産品開発に関する研究を行う。
産業情報学科
柴﨑 恭秀
只見町教育委員会 只見町厩中門造民家調査と活用に関する研究 只見町に現存する120戸余りの厩中門造民家の分布の把握とそのひとつを   ピックアップして実測調査を行い、只見町民家の特性を明らかにする。
産業情報学科
柴﨑 恭秀
井波  純
湯川・会津坂下道の駅 会津野鍛冶のプロモーションに関する提案研究 江戸期に盛んであった会津若松の野鍛冶業について、道の駅におけるプロモーション活動を提案する。これにより、今後の会津地域の中小製造産業の展開の可能性を探る。
食物栄養学科
鈴木 秀子
喜多方市(保健課) 喜多方市における効果的な減塩活動の展開 喜多方市の健康課題である食塩摂取について、食環境や市民の食意識・行動把握のために現地調査及びアンケート調査等を実施している。 また、喜多方市きらり健康祭の食育ブースに出展し、減塩普及活動の方法を提案した。