大熊町教育委員会との教育連携 平成26年度

 会津若松市に避難している大熊町立小・中学校との連携を深めることにより、復興を支援するとともに、大熊町立小・中学校の教育の質のさらなる向上と活性化を図り、大熊町の未来を担う人材の育成に努めることを目的に、平成25年1月25日に協定を締結し、次の事業に取り組んでいる。

  1. 大学及び短期大学部から大熊町立小・中学校への講師派遣
  2. 大学及び短期大学部による大熊町立小・中学校の教育に係る指導・助言
  3. 大学及び短期大学部施設の大熊町立小・中学校への開放
  4. 大学学生の大熊町立大熊中学校における教育実習の受入
  5. 大学及び短期大学部と大熊町立小・中学校との教育・研究についての情報交換
  6. 大学及び短期大学部学生ボランティアによる大熊町立小・中学校との交流活動の実施
  7. その他、双方が協議し、同意した事業

<実施状況>

  熊町小大野小大熊中
講師派遣 11件(26年度から2校合同実施) 4件 15件
施設開放     体育館・グラウンドを開放  
その他     図書館利用証を発行  
  1. 学生ボランティアによる学習支援(再掲)
    4月から翌年3月まで、原則週2回(月・木)、学生が仮設住宅(第二中学校西・東部公園)に赴き、子供たちへの支援等を行った。
    • 実施回数59回
    • 参加学生延べ306人
    • 出席児童・生徒数262人
  2. 「がんばろうセミナー」への学生ボランティア参加
    8月5日~7日までの3日間、大熊中学校PTA主催の勉強会「がんばろうセミナー」に、学生が講師として参加した。

    • 参加した学生 延べ16人
    • 中学生    延べ62人出席
  3. 「ザ・ヤングアメリカンズ東北ツアー2014 IN 大熊中学校」への学生参加
    日米の若者で構成され、被災地の子どもたちへの支援を目的に活動している、教育的非営利団体によるミュージカル公演に本学の学生12人が参加して、中学生との交流を図った。