高橋ゼミ学生による「あいづっこ宣言」新デザインリーフレットが完成

 改元を機に、会津大学短期大学部産業情報学科デザイン情報コースの高橋ゼミ学生は、会津若松市青少年育成市民会議が推進している「あいづっこ宣言」の啓発媒体(リーフレット)を新にデザインしました。
 ピクトグラムを用いるなど、若い世代の感覚でシンプルに分かりやすい表現を心掛けました。
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 「あいづっこ宣言」は子どもから大人まで、すべての市民を対象とした共通の行動規範です。しかしながら、子どもたちに比べると大人への普及促進が十分でない現状がありました。そこで「あいづっこ宣言」のより一層の普及啓発を図るため、会津若松市教育委員会は本学生に対し新たなリーフレットデザインの作成を依頼されました。より時代に沿ったデザインのもと、若い世代を中心とした普及促進につなげていきたいそうです。

 完成に至る経緯ですが、先ずは「あいづっこ宣言」のモデルとなった什の掟などが掲示されている會津藩校日新館を視察し、規範に込められた郷土の想いなどを垣間見ることができました。
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 「あいづっこ宣言」は6つの行動規範と、それを締めくくる1つの行動規範で構成されていますが、その規範(文言)に込められた意味を改めてキーワード分析しました。
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 表紙イラストやレイアウト、説明文など学生によるアイディアですが、市民会議「あいづっこ宣言推進部会」の部会員の皆様方に案を提示し、ご意見・ご要望をもとに更に改善しました。 tknb_2019050704.jpg

 2019年4月24日、市民会議副会長・寺木誠伸教育長へ新デザインの完成報告会を行い、完成したリーフレットを贈呈しました。今後は教育機関を通じて市民多くの方々に活用されます。
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参考リンク:会津若松市ホームページでの紹介
https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2019042400271/