幼児教育学科の教育方針

 平成27年度から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、誰もが質の高い幼児教育や保育を受けられる機会が増えていくことになるでしょう。本学科では幼児教育・保育・養護に関する専門知識と専門技術、倫理を学び、積極的にボランティアなどを通し地域に貢献する人材の育成を目的としています。
 今、地域で子育てに悩んでいる保護者が安心して相談できる機関や専門職が求められています。貧困や虐待といった子どもを取り巻く課題の解決に向けて具体的支援を提供することができる実践力を持った保育者が求められています。このような中で子どもの発達や障がいを正しく理解し、子どもに対する尊敬と愛情を持った先生との出会いは、生きる力や豊かなこころを持った子どもたちを育ててゆくことにつながります。本学科は、子どもとともに遊び、学び、感動し、創造することのできる、そんな先生を育てたいと願っています。
 本学科ではこれまでのソーシャルワーカー(社会福祉士)養成の実績と専門性を生かし、子どもを取り巻く環境に働きかけるソーシャルワークや、18歳未満の子どもも含めた養護の現場でも活躍することのできる人材を養成する役割も担っていると考えています。

※平成27年度より本格的に設置された「認定こども園」で働く「保育教諭」になるためには、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要になります。
※幼稚園も含めた学校現場で問題解決に当たるスクールソーシャルワーカーの活躍も期待されてきています。

■幼児教育学科のアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

  1. 子どもを取り巻く環境の変化や諸問題を理解する基礎学力があり、自ら学び考える人
  2. 子ども一人ひとりの尊厳と権利を深く理解し、現代社会の抱える諸問題に向き合っていける人
  3. 幼児教育における専門性と倫理観を身につけて、地域社会において貢献しようとする意欲がある人


■幼児教育学科のカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)
「教養基礎科目」では幅広く教養分野を学ぶ。
「専門教育科目」では幼稚園教諭免許取得に関する科目、保育士資格取得に関する科目を中心に必修科目、選択必修科目を設置する。
「自由科目」では、社会福祉系科目を充実させ、地域からの人材需要にも対応するとともに、特に幼児教育・保育と関連する福祉分野についてさらに深く学びたいという学生の希望に対応できるように配置する。

■幼児教育学科のディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
 会津大学短期大学部では所定の期間在学し、かつ本学の教育目標ならびに各学科で定める教育研究上の目的に基づいて設定された授業科目を履修し、所定単位数を修め、以下の知識、能力を修め、卒業認定された学生に対し学位(短期大学士(産業情報)、短期大学士(食物栄養)、短期大学士(幼児教育))を授与する。

<幼児教育学科>

  1. 本学科で学んだ理論と現場での体験を統合的に理解し、謙虚に自身の専門職としてのあり方を振り返ることができる姿勢
  2. 子どもに対する尊敬と愛情を持ち、一人ひとりへの関心を持つとともに、多様なニーズに対応できる専門知識と技術
  3. 子どもの権利尊重を基盤とした倫理観と、インクルーシブな視点を持ち、子どもを取り巻く環境に存在する諸問題解決のために社会資源を活用することができる実践力と科学的洞察力

(産業情報学科・食物栄養学科については省略)