【受講風景】平成26年度外部講師による特別公開講座

平成26年度外部講師による特別公開講座
「子どものための味覚教育」

特別公開講座「子どものための味覚教育」を開催しました。 ?日 時 11月22日(土) 13:30~15:00
?会 場 本学310教室
?講 師 千葉大学教育学部 石井克枝(いしい かつえ)教授
《内 容》
 フランスのジャックピュイゼ博士は、味覚教育の創始者であり、子どもたちへ五感を使った「味覚教育」を40年も前から実践しています。日本では、千葉大学石井教授がピュイゼ氏と連携し、日本の現状に合わせた「子どものための味覚教育」を提唱し、実践する教員を指導しています。
 ピュイゼ理論の味覚教育を受けた子どもたちは、食べものをよく観察し、よく味わうようになり、そして自分の感覚と人の感覚の違いに気づき、その違いを受け入れるようになります。ピュイゼ理論の実践は、子どもの心理面の成長に対しても教育効果を上げています。
 本講座では、教育現場での実践例や子どもたちの反応、子どもの五感を育てる味覚教育のポイントなどを紹介しました。

〈参加者〉121名

〈参加者からの御意見〉

  • 講義中にあった"感じたことの正否や是非を判断するものではない"についてのお話が考えさせられるもので、新たな発見があったから。また、日本と世界の食事の違いなどを知ることができて面白かった。
  • 具体的実践例の紹介は大変参考になりました。「自分と向きあう。批判しない。」基本を改めて知ることができました。
  • ただ食べるだけでなく、自分で作ってみたり、それを自分や他人に評価してもらったり、感じたことを言語化し、お互いに話し合ってみることも大事だと思いました。
  • 味覚教育はこれまで考えていなかったことだったので新たな領域を知ることができました。
  • 子どもに対してそれは正解だ不正解だと教えることが大切なのではなく、一緒に考えることが大切になってくるのだと知りました。新たなことを知ることができたのでよかったし思います。
  • 子どもにはたくさんの経験をさせながら味覚を発達させることが大切だということがわかりました。

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