グリーン・ツーリズム事業に対する支援【平成25年度】
<実施状況>
平成25年度棚田オーナー制実施状況
地区名 | 開始年度 | オーナー数 | 体験実施回数 | 合計参加者数 |
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柳津町久保田地区 | 平成21年 | 17組 | 6回 | 165名 |
喜多方市高郷町揚津地区 | 平成22年 | 14組 | 5回 | 282名 |
会津美里町関山地区 | 平成22年 | 12組 | 5回 | 140名 |
三島町大石田地区 | 平成24年 | 14組 | 5回 | 80名 |
下郷町芦ノ原地区 | 平成24年 | 6組 | 7回 | 110名 |
合計 | 63組 | 28回 | 777名 |
平成25年度の棚田オーナー制は、柳津町久保田地区、喜多方市高郷町揚津地区、会津美里町関山地区、三島町大石田地区、下郷町芦ノ原地区の5地区で行われた。この事業は、都市農村交流及び過疎中山間地域の振興による地域活性化が目的である。また、県内外に避難している親子等の参加もあり、震災復興支援の一環として、子どもの健全育成、親子の絆づくりへの寄与という側面も併せ持っている。
これらの活動が認められ、揚津グリーン・ツーリズム協議会が、農林水産省の「豊かなむらづくり全国表彰事業」において農林水産大臣賞を受賞した。また、他の4地区においても、首都圏から参加している世帯のリピーター、県内外に避難している世帯のリピーターが着実に定着しつつある。
これらのことから、グリーン・ツーリズムが都市農村交流及び過疎中山間地域の振興に貢献していること、さらには震災復興対策としても有効であることを実証した。
併せて、本学学生を受入れてもらい、学生参画型実学・実践教育のフィールドとして活用した。とりわけ、農産物を生産することの大変さ、困難さ、楽しさを実感してもらうため、田植え、稲刈りの時期を中心に参加した。同時に、多様な年代や地域の人々と学生達が交流できる機会はコミュニケーション能力の育成に大いに資することとなった。
- 教員出席人数・回数 2名 9回
- 学生出席人数・回数 18名 10回
(学生1名につき,稲刈り、田植え、収穫祭のうちいずれかに2回参加)