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  フードスペシャリストとは?
 
 フードスペシャリストとは、食の本質が「おいしさ」、「楽しさ」、「おもてなし」にあることをしっかり学び、食に関する幅広い知識と技術を身につけた食の専門家です。専門的かつ幅広い勉強が求められる事から、フードスペシャリストのカリキュラムでは、「おいしさ」、「楽しさ」、「おもてなし」について、フードスペシャリスト論、フードコーディネート論を通して学び、それを支える官能評価・鑑別論、調理学、食物学に力を入れています。
 現在、フードスペシャリストの活躍の場は、食品の開発製造から流通、小売、外食に至るまで、食品産業において広がっています。平成26年度から、従来のフードスペシャリスト資格に加え、さらに専門的な知識を持つ専門フードスペシャリスト(食品開発、食品流通・サービス)が新たに取れるようになりました。本学では、26年度の認定試験において、多くの学生が専門フードスペシャリスト資格を取得しています。

 

  合格者体験談
 


平成20年度卒業生 渡邊 寛子  洋菓子メーカー 企画課
   学生時代、私は、フードスペシャリストの資格を「栄養士のついでに取れるなら」という気持ちで必須科目を受け、何とか取得した、というのが正直なところです。しかし現在の仕事の中で、フードスペシャリストとしての考え方は、栄養や食に関する仕事をする上で必要不可欠だと痛感しています。
 栄養素供給源として食べ物を位置付けている栄養士養成課程での学習に対し、フードスペシャリスト養成課程の学習では、ホスピタリティやQOLの向上など、人生における食事の役割について学ぶことができます。食シーンの想像や現代の食の問題についてなどポジティブな内容にもネガティブな内容にも、改善するためのアプローチを考えることは、食に関わる仕事を選んだ人の使命だと思います。
 私は洋菓子メーカーで商品の企画開発をしていますが、考え方1つ間違えれば「原価が安くて味はそこそこのものを大量に売る」という利益重視の開発となります。しかし、「スイーツは元々QOL向上のものだ」という概念があることで、「お客さまにとって嬉しい、価値のある商品」作りを常に心がけることができます。
 近年では健康志向が高まり、低カロリー、低糖質に対する商品開発の取り組みは必至です。もちろん、原材料の確保やマーケティングの観点、原価の調整など様々な努力が必要であり、簡単なことではありません。しかし、健康にも良く、おいしい、「また買いたい!」という商品を作ることは、お客様のため、売上のため、会社のためになり、社会貢献となります。結局、利益だけを考えた商品は、お客様にも販売するお店にも感動がなく、売れないものです。
 栄養について学ぼうと思う方には「人の役に立ちたい、喜ばれたい」といったホスピタリティ精神が必ずあると思います。フードスペシャリストはその気持を育て、理解を深めるための資格だと思いますし、何より受験資格のハードルが高いので、学生のうちにチャンスがあれば是非、取得を目指して欲しいと思います。


平成25年度卒業生 室井 千穂  西洋料理レストラン 調理師
   料理人を夢見ていた私は、調理師の資格だけでなく食に関わる資格を取得したいと思い、栄養士の資格に加えてフードスペシャリストの資格も取りました。
 フードスペシャリストの資格は、栄養士の資格と併用することで栄養・健康面を管理した食事を作るだけでなく、おいしい料理を作ることに役立ちます。私はこれから調理師として働くうえで、お客様においしいと思ってもらえる料理をつくることはもちろんですが、その料理を通して食のおいしさや楽しさを感じ伝えていきたいと思っています。
 食事は、私たちの生活に欠かせない行為の一つであり、生きていく上で重要な要素です。しかし、私は、食事を単に栄養摂取するための行為にするのではなく、楽しい時間になるような食空間を提供できるように努めていきたいと思っています。また、フードスペシャリストになるための勉強を通して、流通・販売者・消費者に対して食に関する的確な情報を提供したり、食に関する消費者のクレームを処理したりと調理に関係する業務についての知識の幅も広がります。調理に専念するだけでなく、使用する食材の仕入れや良し悪し、料理に対するクレームを受けたときに対処できるようになりたいと考えています。
 資格を取ることは、自分自身の知識の向上につながるだけでなく、食に関連する幅広い職業を選択し、その中で自分の能力を最大限に発揮するのに大いに役立つと思います。
 みなさんも是非頑張ってください。


平成26年度卒業生 本多 史歩  医療法人 平心会介護老人保健施設オルキス 栄養士
   私は、フードスペシャリストと、専門フードスペシャリスト(食品開発)の資格認定試験に合格しました。
 資格認定試験の対策としては過去問題を一通り解き、問題の出題傾向を掴むことから始めました。過去問題を解いていくにつれ、出題者の意図を読み取ることができ、出題されそうな問題を絞ることができました。その後、教科書を読み返して必要な知識を補っていきました。さらに、平成26年度からは、新たに実施された専門フードスペシャリストの対策も行いました。この資格には、専門性や実用性を高めたものであるため、より深く内容を理解することが求められます。そこで、出題科目の出題数を調べ、出題割合の多いものから優先的に取り組みました。勉強方法としては、まずは過去問題を解いて分からない問題に関して、論理的に理解することから始めました。ただ問題を解くのではなく、どうしてこのような回答になるのかを考えることが重要です。回答を暗記するというより、論理的に理解すると負担が少ないと同時に、他の形式で問題が出題されても応用できると思います。
 現在、私は地元の介護老人保健施設で働いております。フードスペシャリストの資格は、様々な活躍分野のうちの「飲食分野」で役立っています。今後も、資格や勉強した内容を生かし、利用者様においしさや楽しさを感じて頂けるような食事作りやおもてなしに力を入れていきます。皆さんもぜひ頑張ってください。

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